Tm:YLF 結晶
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Tm3 +:YLF結晶には、792 nm付近のダイオードポンピングに便利な高い吸収ピークがあり、吸収された各ポンプ光子の上部レーザーレベルで2つのイオンを生成する交差緩和プロセスを示します。 Tm3 +:YLFレーザーは、Ho3 +:YAGレーザーのポンプ源として使用するのに理想的です。 これは、Tm3 +:YLF放射とHo3 +:YAG吸収スペクトルの良好な重なりと、直線偏光出力を生成する能力によるものです。 さらに、Tm3 +:YLFの屈折率は温度とともに低下し、負の熱レンズにつながり、端面の膨らみによる正のレンズ効果によって部分的に補償されます。
主な特徴
- レーザーダイオードポンピング用の強力な吸収帯
- 弱い熱レンズ
- 高い偏光純度
- リクエストに応じて利用可能なカスタム結晶
応用例
- リモートセンシングアプリケーション用のLIDARシステム
- Ho3 +:YAGレーザーの励起源
説明
特性
分光学的および熱機械的特性 | |
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吸収ピーク波長 | 792 nm |
ピーク時の吸収断面積 | 0.55×10-20 cm2 |
ピーク波長での吸収帯域幅 | 16 nm |
レーザー波長 | 1900 nm |
3F4ツリウムエネルギーレベルの寿命 | 16 ms |
発光断面積@ 1900 nm | 0.4×10-20 cm2 |
屈折率@ 1064 nm | no = 1.448、ne = 1.470 |
結晶構造 | 正方晶 |
密度 | 3.95 g/cm3 |
モース硬度 | 5 |
熱伝導率 | 6 Wm-1K-1 |
dn / dT | -4.6×10-6 (//c) K-1, -6.6×10-6 ((//a) K-1 |
熱膨張係数 | 10.1×10-6 (//c) K-1, 14.3×10-6 ((//a) K-1 |
典型的なドーピングレベル | 2-4 at.% |
標準仕様
Tm:YLF 結晶 | |
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オリエンテーション | a-cut |
クリアアパーチャ | >90% |
面寸法公差 | +0/-0,1 mm |
長さ公差 | ±0,1 mm |
並列性エラー | <10 arcsec |
垂直誤差 | <10 arcmin |
保護面取り | <0,1 mm at 45˚ |
表面品質 | 10-5 S-D |
表面の平坦度 | <λ/8@632,8 nm |
コーティング | AR(R <0,5%)@ 792 nm + AR(R <0,2%) @1800-1960 nm on both faces |
レーザー誘起損傷閾値 | >10 J/cm2@1900 nm, 10 ns |
マウント | アンマウント |
製品ラインナップ
寸法 | 長さ | 端面 | ドーピング | コーティング |
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3 × 3 mm | 8 mm | Right-angle cut | 3% | AR/AR@792 nm+ 1800-1960 nm |
3 × 3 mm | 8 mm | Brewster cut | 3% | コーティングなし |
追加情報
ラインナップ | 3 × 3 mm,8 mm,Right-angle cut,3%,AR/AR@792 nm+ 1800-1960 nm, 3 × 3 mm,8 mm,Brewster cut,3%,コーティングなし |
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メーカー | Optogama |